夏目漱石 『それから』 そうして、額に皺を寄せて、指の股に挟んだ小さな動物を、鼻の上まで持って来て眺めた。 その時蟻はもう死んでいた。 代助は人指指の先に着いた黒いものを、親指の爪で向うへ弾いた。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア