夏目漱石 『それから』 代助は振り向きもせず、書斎へ戻った。 敷居を跨いで、中へ這入るや否や三千代の顔を見ると、三千代は先刻代助の置いて行った洋盃を膝の上に両手で持っていた。 その洋盃の中には、代助が庭へ空けたと同じ位に水が這入っていた。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア