私たちは熱心に、おばさんの話に耳をかたむけていました。
「昔から、労症という病はあったのだ。
ぴんぴん働いていた人が、だんだん元気が衰えていって、青い顔つきになり、手足がやせて、目ばかり大きく見え、そして、どこが悪いということもなく死んでしまう、いまは、結核なんていうが、昔は、魔がついて、人間の生き血を吸うのだといったものだ。
私たちは熱心に、おばさんの話に耳をかたむけていました。
「昔から、労症という病はあったのだ。
ぴんぴん働いていた人が、だんだん元気が衰えていって、青い顔つきになり、手足がやせて、目ばかり大きく見え、そして、どこが悪いということもなく死んでしまう、いまは、結核なんていうが、昔は、魔がついて、人間の生き血を吸うのだといったものだ。