小川未明 『春の真昼』 すると、甲のつばめは、 「私は、去年の夏の日、北方の青い、青い森の中を飛んでいました。 そのとき、木の枝にからんだ、つたの葉の上に止まって、なんという虫かしらないが、細かい、かすかな、やさしい声で唄をうたっていた、その音色を忘れることができない。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア