夏目漱石 『それから』 どうも職業のない人間は、惰弱で不可ん。 君は一体何の為に生れて来たのだったかね」と云って、寺尾は麦藁帽で、しきりに胸のあたりへ風を送った。 時候はまだそれ程暑くないのだから、この所作は頗る愛嬌を添えた。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア