夏目漱石 『それから』 箸を措いて開けて見ると、余程前に外国へ注文した二三の新刊書であった。 代助はそれを腋の下に抱え込んで、書斎へ帰った。 一冊ずつ順々に取り上げて、暗いながら二三頁、捲る様に眼を通したが何処も彼の注意を惹く様な所はなかった。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア