小川未明 『赤い船のお客』 やはり、一つ一つ無理に、穴をつついているうちに、その笛は、ひびがはいってしまいました。 二郎は、もう一度いい音色を聞こうと思って、その笛を唇にあてて吹いてみました。 しかし、笛はもう、なんの音もたてずに、まったく役にたたなくなってしまったのです。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア