小川未明 『あるまりの一生』 空の雲は、まりが疲れて、広野にころがっているのを見ました。 雲は、あわれなまりを、気の毒に思ったのであります。 もし、二度と空へくるような気があるなら、つれてきてやろうと思って、雲は、だれも、人のいないときを見はからって、空から降りてきました。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア