小川未明 『海のかなた』 いつしか自分の弾いているバイオリンの音は、悲しい響きをたてていたのでした。 海鳥は、しきりに鳴いています。 頭の上の松の木を渡る風の音まで、バイオリンの音に心をとめて、しのび足して過ぐるように思われました。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア