と、うす明かりの下で、バイオリンを抱いて少年は、つばめの飛んでゆく北の空をながめていました。
松蔵は、唄うたいとなりました。
かつて、おじいさんがそうであったように、脊中に、小さな薬箱を負って、バイオリンを弾きながら、知らぬ他国を旅して歩いたのです。
と、うす明かりの下で、バイオリンを抱いて少年は、つばめの飛んでゆく北の空をながめていました。
松蔵は、唄うたいとなりました。
かつて、おじいさんがそうであったように、脊中に、小さな薬箱を負って、バイオリンを弾きながら、知らぬ他国を旅して歩いたのです。