小川未明 『海のかなた』 かつて、おじいさんがそうであったように、脊中に、小さな薬箱を負って、バイオリンを弾きながら、知らぬ他国を旅して歩いたのです。 入り日は、赤く、海のかなたに沈みました。 彼は、その入り日を見るにつけて、おじいさんのことを思わずにいられませんでした。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア