明くる朝、おじいさんは、目をさましてから、戸口に出て、柱を見ますと、昨日空の徳利を懸けておいたのに、いつのまにか、その徳利の中には、酒がいっぱい、はいっていました。
「こんなにしてもらっては、気の毒だ。
と、おじいさんは、はじめのうちは思いましたが、いつしか毎日、酒のくるのを待つようになって、仕事は、早く片づけて、後は、火のかたわらでちびりちびりと酒を飲むことを楽しみとしたのであります。
明くる朝、おじいさんは、目をさましてから、戸口に出て、柱を見ますと、昨日空の徳利を懸けておいたのに、いつのまにか、その徳利の中には、酒がいっぱい、はいっていました。
「こんなにしてもらっては、気の毒だ。
と、おじいさんは、はじめのうちは思いましたが、いつしか毎日、酒のくるのを待つようになって、仕事は、早く片づけて、後は、火のかたわらでちびりちびりと酒を飲むことを楽しみとしたのであります。