小川未明 『こまどりと酒』 日の光は、一日ましに強くなって、空に高く輝いてきました。 おじいさんは、こまどりのかごをひなたに出してやると、さも広々とした大空の色をなつかしむように、こまどりはくびを傾けて、止まり木にとまって、じっとしていました。 「ああ、もう春だ。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア