といって、月に訴えたのでした。
すると、月は、物思い顔に、じっと自分を見ていたが、そのまま、黒い雲のうしろに隠れてしまったことをあざらしは思い出したのであります。
さびしいあざらしは、毎日、毎夜、氷山のいただきに、うずくまって我が子供のことを思い、風のたよりを待ち、また、月のことなどを思っていたのでありました。
といって、月に訴えたのでした。
すると、月は、物思い顔に、じっと自分を見ていたが、そのまま、黒い雲のうしろに隠れてしまったことをあざらしは思い出したのであります。
さびしいあざらしは、毎日、毎夜、氷山のいただきに、うずくまって我が子供のことを思い、風のたよりを待ち、また、月のことなどを思っていたのでありました。