小川未明 『翼の破れたからす』 毎日、毎日、それに変わりがなかったのでありました。 太郎は、ある日、家の前に立って、頭の上を、カア、カア、と鳴いてゆく、からすの群れをじっと見上げていたのでした。 黒く、さおのように、一列になって、からすの群れは、西の空をさして飛んでゆきました。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア