まだ、たいしてりっぱな常夏ということができません。
ちょうが、どこからか飛んできて、花の上へとまりました。
最初は、それは、おじいさんの目を喜ばしましたのですけれど、ちょうがたくさんの卵を産んでいって、あとから、青い裸虫が無数に孵化して、柔らかな芽や、葉を食べることを知りますと、おじいさんは、葉についた虫を取ってやったり、また、ちょうが飛んできて止まろうとするのを追ったりして、それは、人の知らぬ苦心をして、花をいたわってやったのであります。
まだ、たいしてりっぱな常夏ということができません。
ちょうが、どこからか飛んできて、花の上へとまりました。
最初は、それは、おじいさんの目を喜ばしましたのですけれど、ちょうがたくさんの卵を産んでいって、あとから、青い裸虫が無数に孵化して、柔らかな芽や、葉を食べることを知りますと、おじいさんは、葉についた虫を取ってやったり、また、ちょうが飛んできて止まろうとするのを追ったりして、それは、人の知らぬ苦心をして、花をいたわってやったのであります。