こうしてほとんど同じ時刻に、地上をたくさんの汽車が走っていましたが、レールのいった汽罐車は、トンネルの中へでもはいっていたものか、つい月の目にとまりませんでした。
涼しい一夜を送って、レールは、もはや、昨日の苦痛を忘れてしまいましたけれど、約束をした月は翌日の夜も、レールを傷つけた汽罐車を探してまわったのでした。
すると、ある停車場の構内に、ここからは、遠くへだたっている平原の中のレールから聞いた番号の汽罐車がじっとして休んでいました。
こうしてほとんど同じ時刻に、地上をたくさんの汽車が走っていましたが、レールのいった汽罐車は、トンネルの中へでもはいっていたものか、つい月の目にとまりませんでした。
涼しい一夜を送って、レールは、もはや、昨日の苦痛を忘れてしまいましたけれど、約束をした月は翌日の夜も、レールを傷つけた汽罐車を探してまわったのでした。
すると、ある停車場の構内に、ここからは、遠くへだたっている平原の中のレールから聞いた番号の汽罐車がじっとして休んでいました。