夏目漱石 『それから』 興に乗れば、荷持を雇って、一日歩いても可いと覚悟した。 彼は又旅行案内を開いて、細かい数字を丹念に調べ出したが、少しも決定の運に近寄らないうちに、又三千代の方に頭が滑って行った。 立つ前にもう一遍様子を見て、それから東京を出ようと云う気が起った。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア