息子は、あたりが、すでに眠静まった真夜中ごろ、一人広場にやってきますと、はたしてさびしい月の光が、草の葉をば照らしていました。
けれど、黒い石が、どこにあるか、もとより容易に見当てることができませんでした。
彼はあちらへゆき、こちらへさまよっていますと、うすもやの中に、しょんぼりと立っている人影を見いだしました。
息子は、あたりが、すでに眠静まった真夜中ごろ、一人広場にやってきますと、はたしてさびしい月の光が、草の葉をば照らしていました。
けれど、黒い石が、どこにあるか、もとより容易に見当てることができませんでした。
彼はあちらへゆき、こちらへさまよっていますと、うすもやの中に、しょんぼりと立っている人影を見いだしました。