おせんは、あるとき、彼が、子供の時分に両親に別れて、その父母の行方がわからないので、こうして、旅から旅へさすらって探しているという話を聞いたときに、同じ孤児の身の上から、彼に同情するようになったのでした。
「私たちは、山のあちらの明るい国へいって、働いて暮らしましょう。
と、二人は誓い合った。
おせんは、あるとき、彼が、子供の時分に両親に別れて、その父母の行方がわからないので、こうして、旅から旅へさすらって探しているという話を聞いたときに、同じ孤児の身の上から、彼に同情するようになったのでした。
「私たちは、山のあちらの明るい国へいって、働いて暮らしましょう。
と、二人は誓い合った。