小川未明 『幸福の鳥』 生まれてから、はじめて、のびのびとした気持ちで、好きな笛を吹く。 ことに、月の清らかな晩に、遠い故郷のことなどを思いながら、笛を吹く。 澄んだ音色が、月の光に溶け合って、夢のように、白れんが造りの多い、町の建物の上を流れてゆく。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア