かれは、その音がやさしいから……と思って、障子を開けてみると、思いも寄らぬおばあさんが、つえをついてゆくのでした。
こうして、日が暮れてからも、しばらくの間は、足音がしました。
そのたびに、かれは見のがしてはならないと、障子を開けて暗い外をのぞいたのです。
かれは、その音がやさしいから……と思って、障子を開けてみると、思いも寄らぬおばあさんが、つえをついてゆくのでした。
こうして、日が暮れてからも、しばらくの間は、足音がしました。
そのたびに、かれは見のがしてはならないと、障子を開けて暗い外をのぞいたのです。