小川未明 『酒屋のワン公』 圃に立っている、とうもろこしの、大きな垂れさがった葉に腰をかけて、馬追いが、知っているかぎりの唄をうたっていました。 さわやかな風が、中空を吹きわたりました。 いつ出たか、まんまるな月が、にこやかに、こちらを見て笑っていました。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア