夏目漱石 『それから』 「先達ての歌舞伎座は如何でした」と梅子が聞いた時、令嬢は何とも答えなかった。 代助にはそれが劇を解しないと云うより、劇を軽蔑している様に取れた。 それだのに、梅子はつづけて、同じ問題に就いて、甲の役者はどうだの、乙の役者は何だのと評し出した。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア