小川未明 『悪魔』 村の石屋の前には角な石が重ねられたり、立てかけたりしてあった。 石の上に、早咲の梅が散って、一片、二片、附いているのが、春らしくもない、つまらなそうに見えた。 風が吹くと、門に差してあった枯れた笹の葉が鳴る。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア