もはや堪えきれなくなって、泣き出そうとしました時、お爺さんの身の辺から鬼火のようなものが、とろとろと燃え上りましたかと思うと、もはや消えて真暗やみになって、身体がだるくなって、とうとう眠てしまいました。
あくる日の朝、目をぱっちりあけて見ますと、破れた船の中に自分は眠ていて、まりも枕頭でごろごろごろついています。
その傍に父さんも母さんも無事で、自分の方を見て、今お起きかと目元で笑っていなさる。
もはや堪えきれなくなって、泣き出そうとしました時、お爺さんの身の辺から鬼火のようなものが、とろとろと燃え上りましたかと思うと、もはや消えて真暗やみになって、身体がだるくなって、とうとう眠てしまいました。
あくる日の朝、目をぱっちりあけて見ますと、破れた船の中に自分は眠ていて、まりも枕頭でごろごろごろついています。
その傍に父さんも母さんも無事で、自分の方を見て、今お起きかと目元で笑っていなさる。