小川未明 『越後の冬』 太吉は全く火の燃え付いたのを見て、又傍の竹を取り上げて小刀で孔を明け初めた。 白い細な粉がばらばらと破れた膝の上に落ちる。 暫らく太吉は熱心に気を笛の方に取られていたが、ふと手をやめて窓から外の空合を眺めた。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア