小川未明 『越後の冬』 その時分までもこの笛を大事にして取って置いて帰らしたら見せるのだ。 こう考えると、無限にこの笛が懐かしい、恋しい、何うしたらいいだろうかと笛を取上げて彼は雀躍をした。 而して割らないようにと念に念を入れて、只一つまだ開けない孔を穿り始めた。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア