小川未明 『越後の冬』 或者は火に手を翳したまま、燻る煙に眼を瞬いている。 さもなくば酒を温めながらこれに合槌を打って陽気にするばかりだ。 実に北国の冬は、笛を吹くか、歌を歌うか、酒を飲んで女に悪戯か、而して其等の遊び方が原始的で、其処に言い知れぬ哀れがある。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア