畳の汚れた、天井張りの低い六畳の間であった。
外から見た時には、南に縁側がついているので、暖かそうに、日がよく当っていて明るそうであったが、室の内にはいって見ると何うしたことか、陰気で、暗っぽい感じがした。
しかも窓が、東の方にも付いていたけれど、どういうものか気持を引立てなかった。
畳の汚れた、天井張りの低い六畳の間であった。
外から見た時には、南に縁側がついているので、暖かそうに、日がよく当っていて明るそうであったが、室の内にはいって見ると何うしたことか、陰気で、暗っぽい感じがした。
しかも窓が、東の方にも付いていたけれど、どういうものか気持を引立てなかった。