小川未明 『貸間を探がしたとき』 しかし、それが外部から見ても陰気な二階建になっていた。 一軒の前に「あきま」の紙札が貼られていた。 私は、こごんではいらなければならぬ、くぐり戸の外から、「ご免下さい」と案内を頼むと、「なにご用ですか」と、つんけんどんな、婆さんの声が内からした。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア