小川未明 『黄色い晩』 障子も一時は黄色に見えたが漸次薄暗くなって、子供等の鬼事の声も遠ざかってしまうと、遥かにボーッ、ボーッと蒸汽船の笛の音が聞える。 三里彼方の直江津の港を今しも出帆する汽船が新潟に向って立ったのであろう。 この時、私は周蔵を訪れた。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア