小川未明 『黄色い晩』 私はいつも来るので、黙って戸を開けて彼の枕許に行った。 周蔵は黄色な眼付をして私の顔を見て黙っている。 灰色の壁には、今年の暦が貼ってあって、火鉢の上には煎薬の入った土瓶がぶつぶつと沸き立っている。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア