小川未明 『北の冬』 皓々として、白雪に月の冴え渡った広野は、二里も三里も一目に見えるように薄青く明るかった。 夜が更けるに従って、雪が凍って堅かったが、各自が警め合って雪の上を踏んで行くと、脛を切るように抜け落ちるのである。 折々木枯が激しく吹き荒んだ。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア