小川未明 『北の冬』 独りでに歩んでいる。 やっと二三十間ばかりの処に近づいて、月の光りに透して見ると、提燈ばかりが歩いているのでなく、何やら人が持っているのだ。 その人が――極くうすらりとして見えるのには、真白の装束を着た、全く常の人間でない。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア