小川未明 『北の冬』 ――ただその黄色な雲の帯が長く横っているのを見たばかりで、後は日の落つる処も見えない。 ――もう私は、日が沈んでしまった後でないかと思ったが、これを母に聞いて見る気にもならぬ程、心が鬱いでいる。 「あの、雲ご覧、帯のようだこと。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア