小川未明 『凍える女』 指の頭が赤くなって、寒気は加わった。 ランプの火は、凍えたように硝子のホヤの中に紅く点って、いつもよりか冴えて清らかになって見えた。 炬燵に当っていても背のあたりがぞくぞくと刺すように寒さが迫って来た。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア