小川未明 『凍える女』 老婆は慌てて、戸口に駆けて戸を閉めて、また、勝手の板の間を上げて、中から薪を取り出して火を付けにかかった。 幾たびか火は、付きかけては消えて、容易に付きそうでなかった。 爺も、起きて来て、三分心のランプに火を点けて、其処の勝手許に吊したのである。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア