小川未明 『過ぎた春の記憶』 晩方になると、虻が、木の繁みに飛んでいるのが見えた。 大きな石がいくつも、足許に転がっている。 其処で、五六人のものが輪を造って、りゃんけんぽと口々に言って、石と鋏と紙とで、拳をして負けたものが鬼となった。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア