小川未明 『僧』 物をやる者はなかったが、僧は務めの如く毎日村を托鉢し歩いた。 それが十日もつづくと、飄然何処ともなく姿を隠してしまった。 村の人は、誰しも僧が来なくなったと思い、この後が暫らく不安だと感じないものはなかった。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア