小川未明 『僧』 長らく中風に罹っていて左の手と耳が能く働らかなかった。 家に居ると、何という木か知らぬが、赤い実の生っている植木鉢を日当に出して水をやっていた。 この男の死ぬ前の日もこの赤い実の生っている木に水をやっていたのを見たものがある。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア