小川未明 『僧』 其等の潮風の吹く町や、村に入って、魚の臭、磯の香を嗅いで商いする。 町には白い旗が、青い海を背景に翻っているものもあった。 裸体で赤銅色に焼けた男や女を相手にして、次の村から村へ、町から町へと歩き、いつしか国境を越えて隣の国へ入った。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア