小川未明 『稚子ヶ淵』 二郎は姉の袂にしかと縋り付いたまま、もうもう決して決して、放さないと決心したのである。 「さあ、二郎ちゃん行こう。 妾が道を案内して上るから、いつかは、日常妾の帰りが遅いと迎いに来てお呉だったのね、今日は妾が途を教えて上げよう。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア