小川未明 『稚子ヶ淵』 さも哀しげに渓間の月影を見下して、果ては二人してさめざめと泣くのである。 小さき弟の胸には張り裂けんばかりに悲みの充ちて、さも心配らしう姉の顔を眺めている。 「そんなら、また明日彼の池の畔へ来ておくれ! 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア