小川未明 『稚子ヶ淵』 やがてその日の昼頃となって、もう大分仕事に疲れてきて、休もうかと思っていると、遠くで自分の名を呼ぶ声が聞こえる。 二郎は握っていた青々とした小枝を地上に落して、耳を傾けていると又呼ぶ声が聞こえるのである。 確かに姉の声に相違がない。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア