小川未明 『点』 別に礼儀も何も知らない彼等のことだから、翁に対しても言葉一つかけるでもない。 翁はまた熱心に下を向いて書物を読んでいて此方を見ようともしないのである。 やがて、あたりが静かになると、遠くの遠くで、何やら物売の笛の音が聞える黄昏の時刻となる。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア