小川未明 『捕われ人』 鉞を研ぐ前に立った鼻筋の太いのは熱心に鉞の物凄く光るのを見守っていた――晩方の冷気が膚に浸みて、鼻から出る息が白く凝った。 この際は三人とも等しく歌に心を取られていたらしい。 小男はつづけて歌った。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア