小川未明 『捕われ人』 小男はつづけて歌った。 冬の霜よりしんしん浸みる 利刃に凝った月の影 触れや手頸が落ちそうに 色もなけれや味もなく…… と細く、物哀れに引いて消えたかと思うと力なげに情の籠った節でつづける。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア