小川未明 『捕われ人』 鼻筋の太いのが死骸を入れる箱の蓋を開けて、血を汲む桶を二つ捕われ人の前に並べた。 彼方の山の隅では大きな土竈の下にとろとろと赤い火が燃えている。 三人は訳の分らぬ符号で何事か示し合った。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア