小川未明 『捕われ人』 再び沈黙に返って、さらさらと谷川の音が淋しそうに聞える。 冷たい渓風が吹き渡って全く焔が消えかかった。 折々ぴしりぴしりと生木の刎返る音がして、その毎に赤い火花が散った。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア